2022.10.28
子どもの自然な表情を撮影するコツとは?
#お知らせ
カメラを意識することなく、レッスン時の子どもの自然な表情を撮影する3つのポイントを伝授いたします!
こんにちは!教室でのお子様の様子を家庭に届ける、無料で使える動画配信サービス「recomo(レコモ)」です。
皆さんは、教室での様子をデジカメやスマートフォンで撮影する際、普段通りの子どもたちの様子を撮影することができずに悔しい思いをしたことがありませんか?
サービスを通して、せっかく保護者の方々に動画共有で教室の様子を届けることができるのに、動画内の子どもたちの表情が固くなってしまったり、動きがぎこちなくなって、いつもの「良さ」をカメラに収められないのはもったいないですよね。
そこで今回は、教室でのより自然な子どもたちの様子を撮影するポイントを3つに分けて解説していきたいと思います。
まず、今回あげる3つのポイントに共通していることは、撮影するカメラの存在感を消す、ということです。
大人だって、日常の中でいきなりカメラを向けられると、警戒し、身構えてしまったり、自分の見え方を気にして普段通りのパフォーマンスを発揮できなくなってしまうものです。
どんな撮影においても、自然体な姿を撮影したいのであれば、撮影する対象にカメラを意識させない、ということが共通する最大のポイントとなります。
このことを前提に踏まえて、1つずつ、撮影のポイントを押さえていきましょう。
1.撮影時カメラのレンズを覗き込まない。
子どものレッスンの様子を撮影する際、撮影する大人は、カメラのレンズやスマートフォンの液晶画面を覗き込まず、目線は常に子どもに合わせるように意識するようにしてみてください。
撮影する手元のカメラに集中すると、撮影者は自然と口数が少なくなり、無表情になってしまいます。撮影に慣れていないうちは、動画内にしっかり子どもたちの様子がおさまっているのか気になり、手元のカメラを意識せずにはいられないかもしれませんが、撮影を何度も繰り返していくうちに、カメラの位置や向きをどの角度に合わせたら子どもたちが画面に入るのか、だんだんとコツを掴めていくものです。
子どもたちが映る高さにカメラの位置や向きを調整し、デジカメやスマートフォンの液晶画面に対象の子どもが映っていることを確認出来たら
できるだけ視線を液晶画面から離して、実際の子どもの顔を見て、いつもの会話、いつもの表情を心がけるようにしましょう。
実際の自分の目線とは別に、手元でカメラの動画を回しておき、こまめに映像を残しておくというのがオススメの方法です。
実際の目で見て認識している以上のことが、あとで映像を見返したときに映り込んでいる可能性もあるので、あのとき映っているかあやふやながらも手元で撮影ボタンを押しておいてよかった!ということが起こるかもしれません。
子どもたちは、大人の「いつもと違う」に敏感に反応するものです。
いつも楽しくお話してくれる先生が急に口数少なく無表情で自分にカメラを向け始めたら…
緊張して、ナチュラルな姿を見せてくれなくなるのは当然。
子どもたちの自然な様子を撮影したいのなら、撮影する大人自身が、普段通りのナチュラルな表情や話し方を出来ているかどうか、改めてチェックしてみてください。
2.撮影担当の先生をあらかじめ決めておく。
教室に大人が複数いる状況でレッスンの様子を撮影する場合、進行役と撮影担当を明確に分け、進行の先生には子ども対応に最初から最後まで集中するというのが、子どもの自然な様子を引き出すための2つ目のポイントです。
進行役の先生がカメラを持つことで、進行が途切れてしまったり、先生の視線が子どもたちとカメラのレンズを行き来することで、子どもたちは何となく不安を感じたり、集中を維持するのが難しくなる可能性があります。
進行役の先生が撮影者に切り替わることなく、いつも通りのレッスンをしてくれることで、子どもの視線が定まり、カメラの存在を意識することなくいつも通り過ごすことに繋がります。
また、撮影担当の先生を別におくことで、撮影の際、俯瞰で客観的に教室内の様子を捉えることができるので、焦点をあてる子に偏りを作ることなく、すべての保護者が満足できる動画を撮影することができるというポイントにも繋がります。
このときも、ポイント1であげた「カメラのレンズを覗き込まない」を意識し、撮影者の視線を常に子どもたちに向けておくことで、撮影という非日常がレッスンに違和感を与えることなく、より普段通り、子どもたちが自然体で過ごしている様子をカメラにおさめることができるでしょう。
3.定点カメラで撮影し、あとで必要な部分をトリミングする。
子どもたちに撮影していることを感じさせず、自然な様子を映像に残す方法として
こっそりと目立たない場所に設置した定点カメラでの撮影が最も手っ取り早い方法と言えるかもしれません。
この方法は、器用にカメラを操作する自信のない方にもオススメです。
安定した場所にカメラをあらかじめ設置し、定点カメラでレッスンの様子を長回し撮影しておいて、あとで見返した際に盛り上がっているシーンをトリミングすることで、見ごたえのある動画を編集によって作り上げる方法です。
今はスマホアプリで簡単に動画のトリミングなどの編集ができるので、とりあえず定点で映像を残しておいて、編集で何とかする!という方が気持ち的に楽だと感じる方もいるかもしれませんね。
ということで、初心者がスマートフォンで撮影した動画を編集できるオススメアプリを3種ご紹介します。
① iMovie
Appleの純正アプリなので、撮影したスマートホンがiPhoneのものであれば、アプリをダウンロードする手間なくすぐに編集をしはじめることができます。
動画の切り取りやコピー・ペーストはもちろん、音量のボリューム調整が簡単にできるので、音声が聞き取りづらい箇所だけを選んで音量を上げられるなど、とても便利に使用できます。
②Viva Video
多彩な編集機能を持つiOS・Android両対応のアプリです。動画のトリミングはもちろんのこと、20種類以上の特殊効果が無料で使えるうえ、豊富な機能が揃っているので、本格的な動画編集まで可能です。撮影した動画と写真を組み合わせて、オリジナルの動画を簡単な操作で完成させることができます。
③Magisto
iPhone、Android両端末対応アプリ。このアプリの最大の魅力は、あらかじめ用意されたテーマの中から動画のイメージを選ぶだけで、あっという間にプロが加工したような動画を完成させることができるというところです。
定点カメラで長回しした映像から必要な部分だけをトリミングし、テーマを選んで、BGMを選ぶ、という3ステップで伝えたいイメージに合わせたオリジナルの動画を簡単に作ることができます。
定点カメラのマイナス点としては、全体の様子を撮影できても、子ども一人ひとりの表情をとらえることは難しく、レッスン映像としても単調な仕上がりになってしまいやすいという点です。なので、やはり可能であれば、定点カメラとは別にカメラをもう1台用意し、余裕のある範囲で手元カメラでの撮影にもチャレンジしてみるのが良いかと思います。
以上が、教室でのより自然な子どもたちの様子を撮影する3つのポイントです。
いかがでしたか?
教室内にいる先生の人数や環境によって、実際にできることも限られてくるかもしれませんが、共通する「撮影する子どもにカメラを意識させない」というポイントに気を付けて、楽しく動画撮影してみてくださいね!