2022.9.21
ピアノレッスンの見える化!recomoを使用した教室運営方法をご紹介
#お知らせ
こどもの習い事に人気のある「ピアノ」ですが、いざ習ってみると先生の厳しさに耐えられずやめてしまう子や、昨今では習い事をかけもちしている忙しい小学生も多いため、練習時間の確保ができずにやめてしまう生徒も少なくありません。
また、習ったことを家に帰ってから忘れてしまったり、レッスンでは楽しくできていても、自宅に帰ってからやる気を継続できない…なんていう生徒さんも多いです。親御さんからは「どうしたら家でピアノを練習してくれるのか」というご相談をいただくこともあります。
そこで今回が、recomo(レコモ)という「レッスン動画配信サービス」を活用したピアノ教室の運営方法を解説します!
ピアノ教室の退会理由
ピアノ教室を運営してから4年になりますが、ピアノ教室の退会理由として「ピアノを練習をしなくなったから」「こどもの成長を感じられないから」という親御さんからの声を多く耳にします。「レッスン中の様子をぜひ見にいらしてください」とお声がけは時々するものの、親御さんもお仕事などで忙しく、見にいきたい気持ちはあってもなかなか足を運べないのが現実です。
こどもの「見てほしい」気持ち
こどもたちもやはりお母さんお父さんがレッスンに来てくれて、自分を見てくれている!という状況は嬉しいようで、親御さんが同伴できた日のレッスン中は終始にこやかだったり、うまく弾けたときにはそれはそれは嬉しそうな顔をしています。また、見にいらした親御さんも「こんなに弾けるようになっていたんだ」と驚かれることが多くあります。
レッスン中の様子を動画で撮影
しかし昨今では、新型コロナウイルスの蔓延によりそんな機会も減ってしまいました。そんな中、レッスンの様子を見ていただきたいと思った私(ピアノ講師歴4年目)は、レッスンの様子を動画で撮影することにしました。LINEやメールを使って親御さんに動画をお送りしたりと工夫をしていましたが、毎週動画を送るためにわざわざ動画を圧縮してメールで送ったり、メールを送る際につける冒頭の挨拶などを考える時間が増え、必然的にレッスン外での作業が多くなりました。
そこで「できればもっと手軽に、負担が少なく動画を親御さんに届けられないかな…」と思っていたときに出会ったのが「recomo」です。
recomoを使ったことで私の様々な負担が消え、手軽に動画を親御さんに見せることができるようになり、さらに生徒のやる気もアップすることができたので、この記事ではそんなrecomoの良い点や私の使い方をご紹介します。
生徒も親御さんも、ピアノ講師も幸せになれるサービスがあった
そもそもrecomoがどうのようなサービスかというと、「レッスンの様子を簡単に共有でき、レッスンでのこどもたちの様子を親御さんが簡単に見ることのできるサービス」です。
使い方としては、レッスン中の様子を講師が撮影し、recomoを通して親御さんに動画を共有するといった流れです。今の時代にはrecomo以外にもyoutubeなどといった様々な便利な動画配信サービスがありますが、私がyoutubeやLINE、メールなどを使用せずrecomoを選んだ理由を簡単にご説明します。
recomoを使用するメリットその1【安心して使えるセキュリティ面】
まず気になるのが安全面です。recomoは招待コードを使用して限定配信をすることができるため、クローズドな環境で閲覧が可能です。
recomoを使用するメリットその2【こどもの成長を確認できる】
親御さんがレッスンの様子やこどもの成長を確認できることです。
できれば時々レッスンを見に来ていただきたい気持ちはありますが、お仕事が忙しかったり、ましてやこんなご時世なので小さなレッスン室での蜜は避けたいのが正直なところです。
でもレッスンの様子やこどもの成長を確認したい。そして講師としてもその様子をお届けしたたい…。その両方をrecomoが叶えてくれます。
また、こども自身自分の演奏している姿を見るのが楽しいようで、レッスン中には「撮って撮って!」と言われることが多くあります。家で親御さんと一緒に演奏を聞くのが日課になっており、「ここがこんなふうに弾けたんだ!すごいでしょ!」と、ピアノを習っていない兄妹に自慢をしている生徒さんも。
recomoを使用するメリットその3【クラス分けできる】
クラス分けができる点も、私がrecomoを選ぶ理由のひとつです。recomoでは簡単にクラス分けをすることができるので、生徒さんが多くいる場合にも簡単に動画の管理をすることが可能です。
また、生徒さん2人が連弾をした場合、クラスの中に2人の生徒さん(親御さん)を招待することで、動画は1度の配信で2人に共有することができるのもメリットです。
1人1人に送る必要がなく、手間が省け管理も簡単にすることができるのはとても良い点です。
recomoを使用するメリットその4【講師も親御さんにも負担のないレッスン動画の共有】
メールやLINEで動画を共有するのが大変なのは、講師だけではないです。親御さんも動画を確認し、返信を考えたりしなくてはならないとなると、負担があります。毎週のこととなると1度や2度ではないので、できれば手軽に確認したいものです。
recomoでは閲覧後のコメントは講師側で設定ができるので、コメントをオフにすることもできます。あらかじめ設定をオフにしておくことで親御さん側の負担を減らすことも可能です。
ではここからは、私がピアノ教室を運営する上でrecomoをどのように使用しているかご紹介します。
recomoを使用した教室運営方法
レッスンはrecomo使用前と変わらず、いつも通りに行います。
余計なところ(例えばたわいもない余談話など)は後から編集してカットができるので、レッスン中はできる限り初めから最後まで通して撮影することをおすすめします。レッスンに夢中になっており、撮影していたことを忘れる…なんてこともあるかと思いますが、そんなとき「1番伝えたかったこと」を撮りそびれてしまっていたら意味がないので、後から編集することを前提に初めから最後まで撮影しておくのも1つの手です。
例えば「習い始めたばかりの幼稚園生の生徒さん」であったら…
まだまだ習い始めたばかりだと、ドやレといった簡単な音ばかりを使った練習曲が多い状況かと思いますが、簡単な練習曲であっても撮影をしましょう。「今から動画を撮ってお母さんたちに送るから、もう1度ひいてみよう!」などといった声がけも大切です。動画を撮るとびっくりする子もいるので、まずは声がけをしましょう。
ピアノ以外にも音符カードなどを使って音を覚えているところを撮影し、recomoで動画を共有するのもまた良いです。親御さんの中には、「字が読めていないこどもが音符を読めるようになるのか…」といった不安から「いったいレッスン中には何をやっているの?」と不安に思う方も多くいます。そんな中で「まだまだできることは少ないけれど、今の段階ではこんなことを学んでいますよ」「ドを覚えることができましたよ」と、親御さんの不安を解消することもできるので、ピアノ演奏以外も撮影をし共有しましょう。
例えば「6年間レッスンに通っている高学年の生徒さん」であったら…
曲が完成に近づき、1曲通しで演奏するときには撮影をし、家に帰ってから親御さんだけではなく生徒さん自身にも自分の演奏を聴いて確認してもらいましょう。自分の演奏を聴ける機会というのは以外にも多くないので、生徒さん自身のやる気にもつながります。
また「リズム練習や強弱の付け方、こんなところは気をつけた方がいいよ」という点を、先生が見本として演奏するときなども撮影をしておきましょう。家に帰って練習をする際に生徒さんが先生の演奏をもう1度聴くことができるため、忙しい生徒さんであっても、練習を効率よく進めることができます。
編集は簡単に
撮影後の編集は本当に簡単にしています。時々生徒さんだけで小さな発表会をしたとき、クリスマス演奏会などといったいつもとは違うイベントをしたときなどには少し凝った編集をするのも良いかと思います。ですが日頃の動画配信は毎週のことなのでなるべく簡単に、そして見る側も撮る側にも負担が少なくなることを心がけています。
ぜひ教室運営者の方にはrecomoを取り入れ、その使いやすさと利便性を体験していただきたいです。